大阪府北部地震 半壊含む住宅被害、4府県で2258棟
大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震から4日目の21日、大阪府は住宅被害が13市町で半壊29棟を含む1940棟に上ると明らかにした。総務省消防庁がまとめた京都府、兵庫県、奈良県の被害を合わせると、住宅被害は4府県で計2258棟となった。
大阪府の20日午後5時時点のまとめでは、住宅被害は9市町で一部損壊が391棟だった。しかし21日に茨木市や吹田市から新たに報告があり、府内での住宅被害は半壊29棟を含めて1549棟増えた。高槻市からは報告がまだなく、今後さらに増える見込み。
建物や水道管など、被害相次ぐ
また大阪府内で約17万戸、兵庫県内で約500戸が一時停電しましたが、18日夜までに復旧しています。国土交通省によると、18日午後5時までにエレベーター内の閉じ込め事案が大阪や京都など5府県で計214件も発生したということです。
大阪ガスによると、大阪府内のガス供給の全面復旧は26~30日を見込んでいるとしています。
厚生労働省によると、高槻市では断水などで約14万人に影響。水道水が漏れるなどしている地域もあるということです。