熊本地震から5年 今も400人余りが 避難生活

熊本地震から5年 今も400人余りが 避難生活

2016年4月14日(水)に起きた熊本地震。連死も含め、276人が犠牲になった一連の熊本地震の発生から14日で5年です。仮設住宅などで暮らしていた5万人近くの被災者は99%が住まいを確保しましたが県内では今も400人余りが避難生活を余儀なくされていて、被災地域の復興に向けた迅速な取り組みが求められています。

仮設住宅や民間の賃貸住宅を活用した「みなし仮設」では最も多かった地震翌年に合わせて2万255世帯、4万7800人が避難生活を余儀なくされていましたが、これまでに99%の人が自宅を再建したり、災害公営住宅に入居したりと住まいを確保しています。

宅地の造成や道路の拡幅など地震後の県による区画整理事業が終わっていないため住まいの確保にめどが立たず、いまだに仮設住宅などでの生活を余儀なくされている人もいて、被災地域の復興に向けた迅速な取り組みが求められています。

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NHK ニュースWEB

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210414/k10012972971000.html