1位は6541億円!直近5年間で火災保険の保険金支払い総額が最も多かった都道府県は?
都道府県別の⽀払保険⾦総額
保険⾦⽀払総額を都道府県別に見ると、⽀払額が最も多かったのは⼤阪府で総額6,541億円となった。「平成30年台⾵21号」による被害の影響が大きかったことに加え、同年6⽉の「⼤阪府北部を震源とする地震」による被害も加算されたことによるものだ。
次いで、「平成28年熊本地震」の被害が大きかった熊本県の約4,048億円、「令和元年台⾵15号」の被害が大きかった千葉県・神奈川県・東京都と続く。⼀⽅で⽀払額が最も⼩さかったのは島根県の約16億円で、次いで⾹川県(約30億円)、⾼知県(約39億円)、⻘森県(約40億円)、⼭形県(約43億円)となり、中国・四国地⽅や東北地⽅の中で台⾵被害が少なった都道府県が少ない傾向となった。
都道府県別の⼤規模な保険⾦⽀払発⽣頻度
今回の集計対象となっている、主な⾵⽔災等・地震は全部で20件(⾵⽔災等16件、地震等4件)だが、保険⾦の⽀払額が1億円以上となった災害が何回発⽣しているかを都道府県別で集計したところ、最もその頻度が低かったのは沖縄県で20件中3回という結果に。次いで秋⽥県(5回)、島根県(5回)となっている。反対に頻度が⾼かったのは福岡県(13回)で、⼤阪府(12回)、京都府(12回)となり、⽇本列島の⻄側の地域で⼤規模な⾃然災害の発⽣が多かったことがわかる。
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