【災害情報】秋田で記録的大雨、床上浸水
活発な前線の影響で、秋田県では記録的な大雨になり、川の水位が上昇しているほか、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。雨は小康状態ですが、このあと数時間は再び強まるおそれがあり、避難指示や勧告などに従い、安全な場所で避難を続けてください。
気象庁によりますと、東北付近に停滞する活発な前線の影響で、秋田県では断続的に非常に激しい雨が降り、22日未明の降り始めから23日午後3時までの雨量は、秋田空港で348.5ミリ、横手市で314.5ミリ、秋田市雄和で304ミリなどと秋田県内の各地で平年の7月1か月分を大幅に超え、記録的な大雨となっています。
この大雨で、秋田県では、川が氾濫して住宅が浸水する被害が出ていて、雄物川の上流の大仙市で氾濫が発生し、国土交通省と気象台は氾濫発生情報を発表したほか、氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えて、現在も水位が上昇している川があります。
さらに、横手市と湯沢市は土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されています。
浸水被害も大きくなり、道路の断裂などにより孤立してしまった集落もあります。
ひきつづき災害にご注意ください。