熊本地震 歴代2位の保険金支払総額
日本損害保険協会は5月9日に発表した、2016年度に発生した地震災害及び大規模火災にかかる保険金支払状況のデータで、2016年4月14日に発生した平成28年熊本地震の保険金支払額は3700億円を超え、地震による保険金の支払額では阪神淡路大震災を抜き、東日本大震災に次ぐ歴代2位の規模だったことが発表されました。
熊本地震の被害の大きさを改めて実感させられるデータとなりました。
内閣府の発表によると、熊本地震は161名の犠牲者を出し、8369棟の全壊を含め19万棟に上る建物に被害を与えた。
これら多大な被害状況による保険金支払額の増加もありますが、東日本大震災以降の地震保険の加入率増加もひとつの理由となっています。
火災保険契約に地震保険契約が付帯されている割合は、2002年度の33.3%から2015年度には60.2%まで増加して、今や火災保険契約者の6割が地震保険の契約を行っているということです。
ただ、保険加入時は建物の詳細な診断などを行い、現在の住まいの状況を調べる人はほとんどいません。
地震でおきたヒビなのか、前からあった古い傷なのか、いざ地震が来た後では判断が付きません。
保険に加入したら安心ではありません。
何かあった時にきちんと被害の申請を出せるように、予めお住まいの診断をしておくことを推奨しています。
当協会では、現場調査、ご加入中の保険会社へ提出する申請書類の作成、鑑定人立ち合いと、加盟店による修繕施工までをトータルでサポートしています。
現地確認まで無料で行っております。被害がわからなくても結構です。
お住まいのご心配事などありましたら、お気軽にお問い合わせください。