大手損保、火災保険の10年契約廃止へ 災害相次ぎ収支悪化
東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保の大手損害保険会社4社は、保険金の支払いが巨額に上り収支が悪化しているため、今後、10年契約の火災保険をなくし5年契約に変える方針です。
火災保険は、以前は36年契約の長期の火災保険もありましたが、現在は最長10年に短縮され、契約者が負担する保険料は、相次ぐ災害を反映して、すでに値上がりが続いています。
今後、業界内で議論が進み、早ければ年内にも見直しが決定する見通しですが、台風や大雨による大規模な被害が相次ぐ最近の傾向を踏まえれば、契約者にとっては5年ごとに契約を更新するたびに保険料が値上がりする可能性があります。
NHK NEWS:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200223/k10012298181000.html