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棟板金のメンテナンスは必要?

2021年01月29日
 
 

「棟板金(むねばんきん)」という言葉を聞いたことはありますか?これは、日本の住宅において広く普及している「スレート屋根」のとがっている部分にかぶせる金属の板のことで、この板があるおかげで屋根は雨漏りを起こさずに済んでいます。この大事な役割を持つ棟板金は、屋根の一番先にあるという事情もあって、自然災害の被害を受けやすい場所でもあります。そのため、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

 

棟板金とはどのようなもの?


 

棟板金は壊れやすいのですが、しっかりとした施工がしてあれば15年近くはもつものです。しかし、施工不良があった場合は5~6年で外れてきてしまうこともあり、スレート屋根の端にふらふらしている金属の板があった場合は、棟板金が外れている可能性があります。その結果、そこから雨水が浸入し雨漏りが起こるリスクが高くなっているということです。

屋根の塗装自体の寿命は10~15年といわれていて、新築・リフォーム時から屋根の色が褪せてきている場合や、塗装が剥げてきている場合は要注意です。屋根の美観を損ねるだけでなく、住宅内部へも被害が及ぶこともあるので、屋根そして棟板金の定期的なメンテナンスは必須といえます。

また、雨水が浸入していることに気づかず塗装をしても、内部に染み込んだ雨水により雨漏りが起こってしまうこともあるため、屋根の塗装工事の際には、工事をする前にまず雨漏りのチェックをしましょう。

 

棟板金の工事について


 

棟板金は釘などでしっかりと固定されているのですが、長年風雨にさらされることで、固定していた釘にゆるみが出たり浮き上がったりしてしまうことがあります。そのまま放置すると、雨水が浸入して雨漏りに発展することがあるため、棟板金の修理や交換を行うわけですが、この工事はスレート屋根の塗装以外のタイミングでも行うことがあります。

 

棟板金によく起こるトラブル


 

棟板金は、屋根のてっぺん部分にあるため壊れやすい場所です。そのため、経年劣化はもちろん、新築や築浅物件であっても壊れてしまうことがあります。新築や築浅物件の場合は、経年劣化が考えにくく、初期不良である可能性が疑われます。

また、棟板金が外れていることに気づかないままですと、釘の隙間から雨水が浸入して雨漏りが起こり、最悪の場合は住宅の基礎部分の腐食につながります。雨漏りや天井の雨染みに気づいたときは、すぐに専門業者に雨漏りの原因を追究してもらいましょう。そして、棟板金のトラブルが原因であれば、修理・交換を行うことになります。

 

棟板金の修理・交換


 

棟板金の修理・交換の目安は、屋根と同じく10~15年です。交換の場合は、古い棟板金を取り外して新しい棟板金を取り付けますが、この際に木材の“下地”が腐食していれば、下地の交換修理も行います。

またこれらの被害が自然災害により出た被害の場合、火災保険を活用できる可能性もあるため、業者に相談する前に火災保険に加入しているか確認をとることをおすすめします。