【コロナ保険と地震保険の違い】

新型コロナウイルスの収束が見通せない中、消費者の不安を背景に、新型コロナウイルス感染症を保障すると銘打った保険(以下コロナ保険)が売り上げを伸ばしています。

経済的リスクへの備え方には、貯蓄と保険加入の二つの方法があり、発生確率は低いけれど、ひとたび起こってしまうと多大な経済的損失を被る可能性があり、自前の貯蓄ではカバーできないリスクに対処するには、保険料というコストを払って保険に加入するのが合理的です。

例えば、地震や土砂崩れ、火災などによって住まいを失うと、新たな住まいを確保するには高額の費用が掛かります。そのようなリスクに備えて、火災保険や地震保険に加入するということは合理的だといえます。

しかし、コロナ保険は、新型コロナウイルス感染症の経済的リスクをカバーする手段として、保険に加入するという選択は合理的とはいえません。

理由①:新型コロナの治療で医療費はかからないので保険料を払ってまで保障を買う必要はない。

理由②:通常の生命保険・医療保険でも保障される。

理由③:新型コロナの後遺症は保障対象外である。コロナ保険に加入したからといって、新型コロナウイルス感染症を予防することはできません。

新しく保険に入る際は、費用対効果はどうなのか、すでに加入している保険でカバーできないのかといったことを多角的に検討してみてください。

写真=iStock.com/flyparade

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