保険期間の途中でも付加できる、火災保険の水災補償

保険期間の途中でも付加できる、火災保険の水災補償

損害保険料率算出機構の令和元年度のデータによりますと、火災保険に水災補償を付帯している割合は、全国平均で約68%とのことです。

なかには、「わが家は高台に建っているから、水災害は起きないだろう」と考えて、火災保険を見直す際に水災補償を外してしまうご家庭もあります。水災補償を外すと、保険料の節約につながるからです。とはいえ、自宅が高台にあったとしても、周囲により高い場所があったり、周辺に崖があったりすれば、豪雨で水分を含んだ土砂が崩れてくる危険性はあるはずです。

また、ニュースになるような災害が発生すると、「あなたの家も火災保険の対象になるかもしれませんよ。請求からすべて、わが社にお任せください」などの勧誘を受ける可能性があります。「保険金でタダで修理できるなら、ウチもやってもらおう」と依頼したのに、修理が必要な理由は「経年劣化」だとして保険金が払われないケースは少なくありません。申し込んだ後に取り消そうとすると、高額な違約金を請求される可能性もあります。「火災保険で家の修理ができる」という勧誘には、くれぐれも慎重な対応をしてください。

火災、地震保険申請の専門的な被害調査は損害リサーチドゥ!へお申し込みください。

SankeiBiz

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/210714/ecc2107141347004-n1.htm