【東日本大震災から6年】火災保険と併せて加入したい被災後の生活再建を助ける地震保険

【東日本大震災から6年】火災保険と併せて加入したい被災後の生活再建を助ける地震保険

平成26年3月11日に発生した東日本大震災から、本日で6年が経ちました。
初めに東日本大震災によりお亡くなりになられた方のご冥福とともに、被災された方々に心より
お見舞い申し上げます。

大地震により痛感した自然の脅威

東日本大震災の震源地は東北地方の三陸沖で、マグニチュード9.0。宮城県栗原市が震度7、宮城県・福島県・茨城県・栃木県の4県37市町村が震度6強という、非常に広範囲にわたる大きな地震
でした。その後も震度4以上の余震が続き、1か月後の4月7日と11日には大きな地震が追い打ちを
かけるように発生し、被害を拡大させました。
また地震被害だけではなく、地震により発生した津波や火災での二次被害が大きなダメージを与えました。大震災により住家被害住宅被害を受けた家屋は、全壊約13万棟、半壊約27万棟、一部破損約74万棟と確認されています。(平成26年9月発表時)

もしもに備えて地震保険を学ぼう

今後、大地震に遭って住まいを失うかもしれない。そんな時、生活再建の助けになるのが、地震保険です。地震保険は火災保険と併せて契約する損害保険で、地震による直接的な住宅の損壊や、地震による火災や津波で住宅や家財などが受けた被害の補償をするものです。
大地震が発生したときには多額の保険金の支払いが発生します。民間の損害保険会社だけでそれを引き受けることは困難な為、火災保険では、地震や噴火・津波による火災や損壊などは対象と
なっておりません。民間の損害保険会社の負担を超えるリスクを、再保険によって政府が分担して引き受ける「官民共同の保険」として、地震保険制度があるのです。
地震保険は保険金だけで必ずしも元通りに再建できるというわけではありませんが、被災後の生活再建を支える役割を果たします。もしものときの備えて、皆さんも「地震保険」の加入や見直しを検討してみませんか。

大事なお住まいにひび割れや外壁の剥がれはないですか

地震による基礎部分のひび割れや外壁の剥がれはありませんか?あまり大きな被害じゃないから大丈夫と思っていませんか?今は小さなひび割れや剥がれでも地震の被害に遭うたびにダメージが蓄積されていきます。大地震に備えるためにも、マメな修繕作業が必要です。地震保険に加入している方は、ご自宅の地震被害を補償してもらえる可能性があります。(地震保険による補償被害の
基準あり)地震によるひび割れや剥がれを見つけたら、まずは建物診断協会にご連絡下さい。当協会が地震被害の調査・アドバイスを行います。